ラーメン店の開業と廃業
飲食店経営に手を出したら、その先には「地獄」が待っている 三戸 政和
日本での5年間の廃業率トップが飲食店なんだそうです。
FL比率という言葉があるそうで食材と人件費を5割以下にしないと採算が合わない。
手堅い家族経営の中華料理屋
町にある家族経営の中華料理屋がしぶとい理由はこれと関係していてるようで
- 家族が手伝ってくれる
- 家庭の食事と共用できる
- 住居と店舗も共用
また海外では規制が厳しく流行で飲食店が急に増えたりしないよう規制しているとか。
ライセンス制もあり営業時間も厳しい模様。
日本は誰でもできる=流行するとみんなが同じ種類の店舗を開業
そばとか、ラーメンとか脱サラの定番がありますね。
そしてすぐ閉店してしまう。
さらに少子化での人材難。
こんな感じのようです。
チェーン店や大手以外はほとんど生き残れないみたいですね。
ラーメン店の倒産
薄利多売でやってきて値上げができづらい構造になっているのもラーメン店廃業の要因のようです。
私が聞いたことがあるのは、光熱費。
ガス代がかなりかかるみたいです。
お湯をずーっとかけてるわけですから。
お客がスカスカでも冷ますわけには行かない。
上場4社も厳しく ラーメン店の倒産、過去最多 コロナ禍で「ラーメン店離れ」続く
実体験談もあるようです。
料理人は海外に出ていったらいいかも
海外から見ている人も多いみたいですが、いまラーメン屋さんに声をかければ海外に来てくれる人もいると思います。
ヘッドハンティングしている方や経営者はラーメン屋さんやお寿司屋さんに声をかけてみるといいかもしれません。
おそらく英語ができないとかで躊躇するでしょうけどね。通訳をつければ解決すると思いますし、出す料理がうまかったら問題にはなりません。
蕎麦屋は廃業?
お取引先にラーメン屋経営者がおられて、彼から「ラーメン屋は倒産、破産はあるが、蕎麦屋にはないよ。」「それはね!製造原価が違うから!」と聞いたことがあります。
そば粉、出汁、醤油で出来上がる蕎麦と、さらに肉、野菜、卵などのラーメン、特にスープ、麺戦争になっている新時代ラーメンとなれば、かつてのよくて原価3割ともいかないようです。
こういうことも考えると、ラーメンはさほどよくないのかもしれません。
グリストラップ
ラーメンの残り汁って手強い グリストラップなんて知らんかった
日本で中華料理屋や外国人には貸したがらないそうです。
こうした理由からかもしれません。
業種的に長続きしないうえに、撤退後の清掃にお金がかかるのなら貸したくないですね。
借金して不動産を持って、貸すだけ赤字になる大家さんもいると思います。
あ、そうそう。信頼できる料理人には破格の賃料で貸してる話も聞いたことがあります。見知らぬ人間より知ってる人間で信頼できる人がいいのでしょう。