そばアレルギー について
蕎麦はおいしいと海外でも人気みたいです。
そばアレルギーについて書きます。
そんなに頻度の多いアレルギーではないみたいです。
それでもアレルギーの人はいます。
日本人でもいます。
今まで大丈夫だった人がアレルギーになることもあります。
そば屋さんがそばアレルギーで引退
j-castさんがまとめています。閉店するそば屋さんがそばアレルギーで引退したそうです。
https://www.j-cast.com/2016/07/07271916.html
仕事熱心でそば粉とずっと接していたからかもしれません。
スギ花粉も植林しすぎた日本の環境のせい(スギ花粉だらけ)もあるみたいです。
どんなことに気を付けたらいい?
こういう時は食品メーカーのサイトを見てみるといいと思います。なぜって?アレルギー対策に気を付けているのが食品メーカーだからです。
〇△食品の「〇△カレー」を食べてアレルギー事故、みたいなことになると大変ですから説明しているのです。
味の素さんのアレルギーについての解説
https://www.ajinomoto.co.jp/products/anzen/know/f_allergy_01.html
こちらは日本ハムが作った財団です。
そばアレルギーの方向けの対策・気を付けることが書いてあります。
https://www.miraizaidan.or.jp/patient/diet/elimination_alternative/soba.html
外国の方に伝えたいのはそばの殻を使った枕があるということ。たぶん大きな旅館等で出されることはあまりないかと思います。民宿や民泊、あるいはふるい日本家屋をアピールしたような宿泊施設ならあるかもしれません。
埼玉のそば屋「蕨東口すがや」の店主が注意事項をまとめています。
アナフィラキシーショック
なんで蕎麦アレルギーを取り上げたかというと、アナフィラキシーショック(Anaphylactic Shock)があるからです。
以前そばが食べられないという女性がいました。そばアレルギーです。稀にそばでもアレルギーになる人がいます。
食物アレルギーがある人は結構いるようです。その中で重篤化する人は結構いてそれがアナフィラキシーショックなんです。
たまに事故としてニュースになってます。そうした人がいる場合は気を付けないといけません。そばに限らないんですけどね。
慣れていない食べ物を食べるとき、食べてから具合が悪くなったときは食物アレルギーも頭に入れておいたほうがよさそうです。
上記で紹介した、彩の国そば日和で「蕨東口すがや」さんが注意書きとして書いてありますが、
手打ちそばの体験後に人と会うときは気を付けたほうがいい
でしょう。混雑した電車に乗ったら偶然隣にそばアレルギーの人が・・・という悲劇があるかもしれません。タクシーでもそうでしょうね。
追記1
こちらにそばアレルギーについてうまくまとめられています。
そばの散歩道 by 日本麺類業団体連合会 / 全国麺類生活衛生同業組合連合会
https://www.nichimen.or.jp/allergy/
- 食物アレルギーの基礎知識-麺類飲食業者のために
- 「そば」アレルギーの概要 (低アレルギー食品開発研究所代表社員・小川正)
- 「そば」アレルギーに関する調査研究Ⅰ (近畿大学農学部応用生命化学科准教授・森山達哉)
- 「そば」アレルギーに関する調査研究Ⅱ (信州大学農学部応用生命科学科准教授・中村浩蔵)
”「そば」アレルギーの概要”にこう書いてあります。
リスク回避と対策4
そばアレルギーの特徴は、他の食品素材には希なアナフィラキシーショックを高頻度で惹起することにあります。また、ごく微量の経口摂取、気道吸入、皮膚接触も同様に発症する(閾値が低い)事実は、アレルギーリスクの回避法として厳密な原因食品の除去・隔離処置が唯一の方法であると言えます。
こうしてみると、当たったときは結構厄介です。おそばを食べるとき、食べた後調子が悪かったらアレルギーも考えてみるべきです。こう考えると、食べたものを記録するのは悪くないのかもしれない。いろんなアレルギーがありますからね。
最期に
そばアレルギーを気にして食べない、というほどでもありません。でも、重篤になる人もいることを留意しないといけないと思います。また、食べ過ぎない触れすぎない、これも大事かもしれません。そば屋のご主人がかかる=触れすぎた、ということだからです。体調やそばの鮮度も関係あるかもしれません。接待でおそばは相手がそば好きならいいかもしれないけど、未体験ならちょっとリスクがあるかもしれない。接待してアレルギーは嫌な思い出になってしまう。
日本の伝統的食文化より案外、安っぽい海外にありそうなものでも喜んでくれるかもしれません。エグゼクティブがコンビニの菓子パンを気に入っていて日本人が呆れていたことがありました。なんて安上がりなの!って。
つまり、相手が興味があって食べたいのかどうかと、アレルギーがあるかどうかです。ある程度健康に気を遣う方なら健康のためのアレルギー検査もするでしょう。