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Delicious Menma! メンマとシナチクの違いに迫る

シナチクとメンマの違い

ラーメンのメンマやシナチク、おいしいけど、あれなんだろう?って思いますよね。

実は発酵食品みたいなんですよ。たしかに酸味がある。そして成分にお酢が入ってるわけでもなさそうだった。

 

メンマ シナチク の 人気 レシピ

正しいといっても正統派メンマとはあるのか?というと、うまけりゃなんでもいいかもしれない。といいつつ違いを書いていきます。

人気レシピは メンマ味のタケノコ

メンマのレシピがネットにたくさんありますが、ほとんどが「メンマ味のタケノコ」なんです。発酵食品のメンマではない。

手作りできる?

もし、竹からメンマを作りたいというと発酵食品なんで大変すぎます。フルで自家製はよほど時間をかけないかぎり無理でしょう。一か月は発酵が必要みたいですよ。

メンマ 原料

麻竹(マチク)というものが原料みたいです。真竹(マダケ)は違います。原料として適切なものは発酵に適しているからみたいです。

本物を作りたいなら味付け前のものを買おう

そのかわり、塩漬けになったメンマがあります。それを塩抜きして味付けをしたらいいのだと思います。とはいえ発行が中途半端なまがい物?安物?もあるみたいです。

タケノコメンマのレシピは無駄ではない。

味付けの参考に「メンマ味のタケノコ」のレシピが役に立つかもしれません。もちろんオリジナルの味付けを編み出してもいいでしょう。

メンマとシナチクの由来

ことばの意味をさぐります。

シナチクは不適切?

どうも昔はいい意味でなかったみたいです。たぶんですけどメジャーでない鬼畜米英みたいなスローガンになってたのかもしれない。ちょうどシナに畜生の畜ともとらえることができますから。でもChinaのもとの漢字で元来そんな意味はないし今そんな意味に使うかというとほぼないでしょう。シナチクがおいしいねーぐらい。

丸松物産株式会社さんが命名者で経緯を書いています。

http://www.marumatsu-mb.co.jp/menma/Origin.html

 

相手のいい文化は捨てられない

でもね、この話がちょっと笑えるんですよ。戦中も敵対していてもシナチクはおいしかったのでやめられなかっただろうな、と考えられるからです。

第二次世界大戦中はカタカナの野球用語も日本語化したみたいです。でも野球はやめられなかった(笑)。滑稽です。民意もあって廃止できなかったのでしょう。

シナチクも野球も廃止!と言い出してたら暴動が起きていたかもしれないですね。自国の文化を輸出してやみつきにさせたら争いごとを回避できるのかも?それくらいの名物は各国にあるはずです。

メンマ 由来 は?

丸松物産さんが書いている通りこれが不思議なことに台湾、中華民国から言い出したみたいなんですよ。その頃は中国と台湾は戦争中だったせいか台湾から輸出してるんだから名前変えて、と。それで麺の上に載せる麻竹でメンマになったらしいです。中立的な名前ということで悩んだんでしょうね。きっと。

 

シナチク メンマ 方言? 謎のメンマ代

さっき書いたとおり、別称です。そして蔑称だといわれたこともあったが字面からはその意味がくみ取れない。言葉とは時代や立場とともに意味が変わります。そして謎の「メンマ代」というネットスラングを見つけてしまいました。

メンマ代の語源

どうも家計の支出を議論する掲示板で「メンマ代」が1万円以上支出する人がいた模様。メンマが好きだったんでしょう。それで嗜好品の支出をメンマ代と呼ぶようになったとか。とはいえ初めて聞いたのでどれぐらい使われているのかは不明です。

メンマは中国で食べない?

んなこたーないみたいですよ。ただ単に日本のようにラーメンの上に載せる風習がないだけです。しょっぱいものにしょっぱいものだからかなあ。お漬物みたいにご飯のセットになるみたい。または炒め物。つまり調理の仕方が違う。

台湾ではメンマを筍乾、筍絲、筍茸、筍尾片といろんな呼び方をする模様。沖縄でも筍絲(スンシー)というみたいです。中国南部でも食べるみたいですが日本語で情報はあまり見つからない。

メンマは健康に良さそう

食物繊維のある発酵食品だからメンマ代をたくさん支出して常備でも悪くはないですよね。塩漬けなら長めに常備できるっぽいし。味付けてからも冷蔵庫に入れてもつんじゃないかな?味付けの塩分が多いなら食べすぎに注意しないといけないけど。コロナでおうちにこもるんだから常備してもいい食材だと思います。

きっと中国や台湾で発達したのも保存食だったからでしょう。飢饉などがあっても食べられるものとして。竹がたくさんあっても麻竹だけがメンマに適しているみたいです。理由は糖分がそれなりに多いから発酵できるからだとか。

国産メンマ

日本の荒れた竹林の再生の意味もあって国産メンマを日本の竹からつくる運動があるようです。これはいいことなのですが、もしかするとキムチ論争みたいになるかもしれないな、と思ってます。つまり発酵食品のメンマではない。

タケノコからメンマを作る動画。

発酵に一か月はかかるみたいです。

キムチ論争とは

KIMUCHIとKIMCHIの論争です。どういうことかというと、韓国のキムチ(KIMCHI)は発酵食品です。日本のキムチ(KIMUCHI)には発酵食品ではない浅漬けのようなものもあります。だからまがい物だと韓国で抗議があったらしいです。

ほんとのキムチは発酵しててすっぱくなります。だから扱いが難しい。日本のキムチは発酵してないから扱いが楽でしかも日本のだしの素系の味付けは上手ですよね。加工食品がまあまあおいしい味になる。

同じように完全発酵していないメンマに中国や台湾から抗議があがるかもしれない。今でも不完全発酵のメンマが出回ってるみたいですから。メンマ屋さんの説明によると、完全発酵で無菌状態が作れるみたいです。そう考えると保存食として不完全発酵はちょっとこわいかもしれない。

餅は餅屋

餅と言えばお正月にお餅を食べて死んでしまうお年寄りについて、ライスケーキと呼んで海外では報道されていました。お餅がこう訳されるんだ、と感心するとともになんで食べるんだと思われてるんだろうなと思いました。

で、メンマもメンマ屋です。というわけで何社かメンマ屋さんのホームページを紹介します。

 

丸松物産株式会社

http://www.marumatsu-mb.co.jp/index.html

景品貿易株式会社

https://www.keihin-trading.co.jp/fun/process

メンマ屋大門

https://menma.jp/menma

株式会社富士商会

https://fujimenma.co.jp/