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フェイクニュースと不正選挙 米民主党、トランプ政権にクーデター?

米民主党、トランプ政権にクーデター?

元ネタはここからです。
https://japan-indepth.jp/?p=55382

結論から言うとこの記事はほぼ確実にフェイクニュースです。

>実は、パウエル弁護士が「クラーケン」を口にする前、米軍はドイツ政府の協力を得て、フランクフルトにあるサイトル(Scytl)社(スペイン)のドミニオン(Dominion)のサーバーを没収したと言われる。その際、CIAと米特殊部隊デルタフォースの間で銃撃戦が行われ、CIA側1人、デルタフォース側5人が死亡したという。この銃撃戦が事実ならば、大統領側は不正選挙を暴く重要なデータを得た公算が大きい。

よーく考えてみると、なぜ米国の選挙サーバーをわざわざドイツにするのか意味がわかりませんね。
CIAとDoDがソーセージとビール楽しみにドイツ旅行に行ってサバイバルゲームでもしたんですかね。

データセンターは1社で専有は殆ど無いです。
コロケーションという自社のサーバーをデータセンターに持っていって設置する、等があれば必ず誰かが出入りします。
というわけでほんとなら入館制限された目撃者が出てくるでしょうし、データセンターで銃撃戦ですから通信障害も起きてておかしくないです。

下記にまとまっているので真偽を調べたい方は読んでみるといいでしょう。
Fact Checks Disinformation Special Forces Did Not Raid a ‘CIA Server Farm’ in Frankfurt to Seize Dominion Servers

選挙に不正はあったか、あったでしょうよ。そりゃあ。
日本の小さい地方選挙でも誰かが怪文書を郵便受けに入れることがあります。
これも昭和のフェイクニュースみたいなものですね。

事実かどうかもわからないし、仮に事実でもそれが議員の資質に影響するのかもわからない。
たとえば、です。賄賂はいけません。贈賄があっても議員としては有能、ということはありえます。
セクハラでも、なんでもそうです。
目的はそんなことを考えさせずに投票時に影響させたい、です。

こういったフェイクニュースはあったのだと思いますよ。
両陣営から、です。
だから、ここに不正議論の焦点は当てないでしょう。

そのため票を数える、ということだけに終始します。
でも、票の途中で重要なニュースが飛び交いましたよね。
あとから変更したくなった、とかニュースになってました。
そのフェイクかわからないニュースの意図、誰が作って流したか、
このあたりを調べないといけません。本当は。

国民の知識や判断能力が衰えるとフェイクニュースでいとも簡単に混乱させることができる。
これはテロよりも怖いことですね。
宗教や詐欺などでいとも簡単に騙される人たちが多くなりました。
騙されたことにすら気づかない人もいます。

ところでヤフーさん、なんでこんな与太話引っ張ってきたんでしょう。
メディアとしての役割よりアクセス数、なんでしょうね。
そして、このニュースを興味を持った人、クリックしてしまった人は
広告に影響が出てしまうはずです。
変な広告が出てうんざりする日が続くはずです。
個人的にはそれが嫌です。

元ネタのサイト、元フジテレビ解説委員安倍宏行さんが開設したのだそうです。
この方はほかにも記事を書いてるサイトがあるみたいなんですね。
うーん、新聞社やテレビ局だと誰かがチェックしてくれてたのかな。
それとも零細事業主になり、経営的課題から、質よりアクセス数に転校してしまったのか、好みのニュースだったのか。
誰でも自由に発言できるインターネットそれはこういうことが起こるのです。
田舎の近所のゴシップや噂話程度のことが世界規模で流れてしまう。
それでいいのか。それとも一切の情報が統制された社会がいいのか。
騙される人が多くなると、情報統制社会のほうが有利になるでしょうね。